ホームセキュリティの現状

ホームセキュリティの導入率※普及はこれから?

ホームセキュリティを自宅に導入することによって空き巣などの犯罪を未然に防ぐことができると共に、犯罪に遭っても被害を最小限に抑えることが可能と認識している方はたくさんいます。

また平成24年の空き巣など住宅侵入犯罪は全国で約61,000件あったと報告されていて、前年度よりは減少していますがこれほど多くの犯罪件数があるのです。

特に、人口が密集している都市圏では住宅侵入犯罪件数が多いといった傾向にあります。

この2つの事柄からホームセキュリティの導入率は高い数字にあると考えられますが、普及率は全体で約1~2%程度といった現状です。

また、犯罪件数が比較的多い首都圏であってもホームセキュリティの普及率は約6.0%程度なのです。

ちなみに、ヨーロッパやアメリカといった海外におけるホームセキュリティの普及率は約15%以上と言われているので、そのことからも日本における普及率が極端に低いことが理解できます。

このようにホームセキュリティの普及率は低いのですが、自宅の防犯について不安や心配を感じている方は、全体の約70%以上の高い割合にあります。

またホームセキュリティ導入を検討している人は、全体の約15%程度もいてホームセキュリティも含めて何らかの防犯対策が必要と考えている方は多いのです。

こうした矛盾が感じられる結果になっているのは、日本におけるホームセキュリティは一種の高級品と捉えられている状況にあるからと考えられます。

それから、日本は平和だといった根拠のない安心感も普及が進まない理由になっているのでしょう。

犯罪件数は毎年若干ですが減少していると言っても、犯罪被害にあう額や被害に遭遇した時の危険は高くなっています。

適切な表現ではありませんが、空き巣も昔はプロ意識があって発見されることなく盗むことを一番に考えていたのですが、現在は安易に盗めればなんでも良いといった空き巣が多くなってきています。

その結果、凶悪な犯行に及んでしまうことも少なくないために、空き巣の被害以上の恐怖があるのです。

こうした凶悪な泥棒被害がニュースなどで流れるようになれば、今後はホームセキュリティの導入率も増えていくと予想されます。

実際、空き巣の被害に遭った、近所で泥棒の被害が頻繁に発生している、知り合いが空き巣被害に遭ったなどの理由で、ホームセキュリティに加入する人が多くなっているのです。

一般家庭においても安心・安全に対する認識が高くなることで、ホームセキュリティの導入率が増えると予想できますが、導入費用や利用料金は警備会社で大きく違ってきます。

ただ加入しても心配が絶えないのではホームセキュリティを導入した意味がないので、導入するなら価格よりも安全性を優先にして検討する必要があります。

このように安全性や確実性を優先させて決めるのなら、一概には断定できないことですが、大手警備会社のホームセキュリティシステムを検討するのがおすすめです。

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