侵入や性犯罪対策できてますか?
一人暮らしの女性を狙った犯罪を新聞やテレビのニュースで見聞きすることも多く、特に最近は凶悪な事件が多発したり手口も巧妙になったりしているので危険度が高まっていると言えます。
そして一人暮らしの女性を狙った犯罪の被害に遭遇する場所としては、自宅や共同住宅のエレベーター付近がとても多いので注意が必要になります。
一人暮らしの女性が被害者になる犯罪として多くの方が連想するのは性犯罪でしょうが、実際には空き巣を含めた窃盗が多く、全体の約8割近くを占めているのです。
ただ空き巣の被害は単に金品の被害だけではなくて、一人暮らしの女性にとっては性犯罪と同様に精神的ダメージも大きいものになります。
その為、長期間にわたり恐怖や不安に悩まされて仕事や生活に支障が起きるケースも少なくないので、このような悲しい事件に巻き込まれないためにも、どんな対策を自身で行うべきなのかを考える必要があります。
外から見える窓やベランダの防犯対策も大事
女性の一人暮らしで普段通りに快適な生活をするためには、安全な防犯対策として少しの工夫をする必要があります。
そこで、まず知っておきたいことは、いかにも女性の一人暮らしと分かる雰囲気を、外部から感じられる状況は危険なことと認識しておくことです。
特に注意したいのは洗濯物で、不審者は干してある洗濯物でどのような状況なのかを判断するものなのです。
洗濯物を思いっきり外で干すためにも、男性物の下着・Tシャツ・靴下などを外から見える方に干して、その陰に自分の洗濯物を干すようにすると良いです。
またカーテンの色やデザインも注意が必要で、色やデザインから女性の一人暮らしと判断されないような工夫が必要です。
窓から見える室内にも気を配ってください。人形や観葉植物にドライフラワー、可愛らしい小物などを窓際に飾る女性は多いですが、これが犯罪を呼び寄せてしまいます。
外から見たら、女性の部屋であることが一目瞭然ですから。窓際に、女性が住んでいると分かるようなものは一切置かないようにしましょうね!
その他外出時や帰宅時に、行って来ます・ただいまと声を出すことは一人暮らしと悟られないですし、誰かと一緒に住んでいるアピールをすることで犯罪から身を守る対策につながります。
オートロックは安心?アパートマンションに住むうえでの注意事項
アパートやマンションに住む際の防犯対策として、オートロックを第一に考える女性多いですが、安全性は100%ではなくて誰かと一緒に入ってくることも可能なのです。
ただオートロックがあると建物に侵入できる最初のチャンスを減らすことになるので、無いよりはあった方が良いことは確かです。
オートロックがあると多少はメリットがあるといった程度に考えておきましょう。それよりもインターフォンの方が大事で、特にモニター付きインターフォンならドアを開けることなく訪れた人物を確認できるので安心ですし、録画機能が付いているものもあるので万が一の時に役立ちます。
それ以外にアパートやマンションに住む際に注意したいことは物件の立地で、特に女性が一人暮らしをするのであれば帰宅する道が明るいのか、人通りはあるのかなどを調べておく必要があります。
また2階以上なら安心と考える方も多いでしょうが、素人でも2階程度なら侵入することは可能なので、最低でも3階以上の部屋を考える必要があります。また、3階以上なら外から部屋の雰囲気なども見られる心配が減ります。
気を付けるのは家の中だけじゃない!
気を付けるのは、家の中だけではありません。実は、空き巣を働く人は、駅周辺などに張り込んで、暗い夜道を一人歩きしている女性のあとを付けて、部屋を特定しています。
で、犯罪者は、あなたの部屋やその周りを何週間もかけて下見します。
何曜日の何時に外出して何時に帰ってくるか。家族はいるのか、彼氏の有無と部屋に来る頻度。行きつけのコンビニでは、あなたが公共料金の支払いをしているかどうかをチェックします。
あなた以外の人の出入りがないor極端に少ないうえ、公共料金を支払っていたら女性の一人暮らし確定なので、空き巣の対象になります。
とはいえ、怪しい人の尾行に気を付けろと言っても、どうやっても完璧には防げません。なので、一人暮らし女性なら特に自宅の防犯対策は万全にしておくべきなんです。
女性フリーランサーが自宅で仕事してるならますます危険!
ただでさえ、女性の一人暮らしは犯罪に遭う危険性が高いですが、フリーランスで働いてる女性の自宅が事務所になっている場合はますます注意が必要です。
もし、空き巣犯があなたの部屋が事務所であると分かったなら、かなり高い割合で目を付けられていると思ってください。
なぜなら、事業所(事務所)には現金など金目のものが置いてあるのが一般的。しかも、力の弱い女性が一人。泥棒からしたら、格好の獲物です。
名刺から個人情報がダダ漏れなので、事務所かどうかの判断は簡単ですし、名刺を配ってなくても、郵便受けや表札に屋号を表示していれば、そこが事業所だとバレます。
相手は、あなたが一人暮らしと感じて駅やバス停からあとを付けてきます。そのうえ、玄関先を見られて事務所と分かられたら、いつ侵入されてもおかしくありません。
現金がなくてもカードが狙われる!
最近は、仕事の経費の支払は現金ではなくカード支払いにまとめ、売り上げの受領も口座振り込みにしてる人が多いです。
つまり、「自宅(事務所)に金目のものを置いてないから大丈夫」と安心してはいけません。
強盗犯は、あなたのカードの暗証番号を狙って、あらかじめ侵入して住人の帰宅を待つ待ち受け強盗を働くことだってあります。
その場合、仕事での外出中に一度空き巣に入られた可能性だってあります。侵入して何も見つけられなかったから、待ち受け強盗を働くという二段構えの手口です。
「強盗は顔を見られるので、そんなリスクを負うはずない」と思いがちですが、強盗に遭ったうえすぐさま口封じの性的被害(デジカメで撮られて脅される)に遭うことだってあるんです。
で、警察に相談したかどうか、あなたの行動をチェックしています。警察に行っていないか、警察を部屋に呼んでいないかなど、数週間から数か月は見張られてると思ってください。
このくらい期間が経つと、指紋や髪の毛など犯人の痕跡は部屋から消えてしまうので、犯人の目くらましにもなります。
いったん、画像がばらまかれると、とめどなく拡散されるインターネット社会ならではの怖さといえます。
ホームセキュリティは狙われやすい旅行中や帰宅間際も安心
女性の一人暮らしは犯罪に巻き込まれる危険性が高いので、自分の身を守るためにも様々な防犯対策をしておくことは大事です。
ただ、自分でできる防犯対策にも限界がありますし万全でないので、女性の一人暮らしを安心なものにするためにもホームセキュリティの導入を検討してみましょう。
ホームセキュリティを導入することで、留守宅への侵入を見逃さないので旅行中や帰宅した時も安心です。
また外出時だけではなくて在宅時や就寝時などにおいても見守ってくれるので安心・安全です。
それから窓の外に人影が見えたり、旅行や仕事から帰宅した時に物音がしたり何らかの不安を感じた場合には、セキュリティ会社に通報することができます。
今では、スマホ連携もできるようになっていて、外出中に異変があるとスマホにアラートが届くので、帰宅時に強盗にばったり出くわす危険性も激減します。
このように万全なシステムで女性の一人暮らしを守ってくれるので、ホームセキュリティの導入を考えてみる価値はあります。