知っておきたい空き巣(泥棒)の行動習慣
一度でも空き巣に入られたことがある家では、また空き巣に入られるのではないかと恐怖を感じてしまうものです。
特に、一度でも空き巣に入られた家は再び狙われやすいといった俗説が存在していることから、その真意がどうであれとても不安になってしまうものです。
では、なぜこのような俗説があるのかというと、空き巣の行動習慣というものが関係しています。
空き巣は同じ手口で犯行を行う傾向にあるからです。
つまり、数多くの手口で犯行を行う空き巣は珍しく、大抵は自分が得意とする手口を活かせる家を探すわけです。
その為に、一度自分の手口で犯行が成功した家に関しては、空き巣をしやすい家と考えるために、どうしても再び狙うといった行動をする可能性が高くなります。
空き巣の行動や心理を見極めるのはなかなか難しいですが、無数にある住宅の中から選ぶのですから、空き巣が狙いやすい家であって、しかも得意な手口を活かせる家であると考えられます。
その為、現状のままではなくて何かを大きく変えないと、空き巣に再び狙われてもおかしくないということになるのです。
どうすれば良いのかというと、とにかく空き巣にとって侵入しにくい家ということをしっかりとアピールすることが大事なポイントになります。
一度入られた経験を活かして、どのような防犯対策をしたら侵入しにくい家とアピールできるのかを検討することです。
そして空き巣が侵入しにくい家と判断すれば防犯対策は成功といえます。
前に入られて心配。ホームセキュリティはどうなの?
一度でも空き巣に入られたことがある家では、再び被害に遭わないために様々な防犯対策を検討することになりますが、そのひとつとしてホームセキュリティを考えることもあります。
では、本当に空き巣対策としてホームセキュリティは効果的なのでしょうか?
空き巣の心理や行動パターンから考えると、侵入する家は防犯意識が薄くて忍び込みやすい家が狙いやすいと考えます。
その為、ホームセキュリティを導入したことを示す各警備会社などのステッカーが貼られていると、犯行を断念する確率が高くなって被害を未然に防げるのです。
ホームセキュリティを導入するとセンサーでの検知・通報といったシステムが基本になりますが、オプションで監視カメラの設置も可能です。
カメラが設置されていると空き巣は警戒しますし、ライトが点灯するカメラなら威嚇効果もあって犯行を未然に防げますし、映像が残るので犯人逮捕の手がかりにも役立ちます。
ホームセキュリティを導入すると施錠の確認もしてくれるので、外出時にドアや窓のカギのかけ忘れが防げます。
その為、施錠しないで外出することを防止できると共に、日頃から防犯意識を高く持つことが可能になります。
このように、ホームセキュリティを導入することで様々な効果が得られるので、再び被害に遭わないために実施する防犯対策としては価値が高いのです。